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留学体験記

尾崎 弾 Ozaki Dan

米国, The University of Texas Health Science Center at Houston, Department of Neurology
2021年12月-2023年11月

臨床の経験を活かして基礎研究を深化


1 留学先で行った研究について教えてください
加齢因子と脳肺相互作用に注目した脳出血の新規治療の検討

2 留学先で大変だったことは何ですか
乾燥と日差しが辛かったです。

3 留学を経験して良かったことは何ですか
臨床から少し離れることで、これまでの臨床業務だけでなく、日本の医療や文化、経済について俯瞰して学び、考えることができたこと

4 これから留学を考えている先生に向けてアドバイスをお願いします
研究への意欲だけでなく、英語力と臨床経験の維持と向上に努めることが重要だと思います。英語力は留学期間中に向上しますが、初めからある程度できる必要があります。日々の生活の中で英語力を向上させる仕組みを意識することをお勧めします。また基礎研究に専念する際も、これまでの臨床経験は研究の深化に貢献します。研究だけでなく臨床のベースを作っておくことが役に立つと思います。
留学は、研究だけでなく様々な観点で、視野を広げるチャンスです。日本から離れた経験は自らを成長させてくれます。当科では多数の留学実績があり、ぜひ医局の扉を叩いてみてください。

5 脳外科を目指す先生に向けてメッセージをお願いします
脳神経は、神秘的でかつ複雑な臓器であり、とても学ぶことが多い領域です。脳神経外科は患者さんの症状と画像を結びつけながらそれにアプローチして治療することができる診療科であり、とてもやりがいがあります。一緒に学びましょう。


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