1月31日 (金)～2月2日 (日)に東北大学医学部解剖実習室にて東北Cadaver Dissection Courseを開催しました。昨年に引き続き学外の参加者を全国から募りのべ参加人数70人と過去最大規模の研修となりました。札幌禎心会病院の谷川緑野先生を特別講師としてお迎えし2日間にわたって頭蓋底手術のデモンストレーションを行って頂きました。そのほか当教室の川口奉洋先生と井上智夫先生にも講師としてご参加頂き、顕微鏡に加え外視鏡・内視鏡を準備し経鼻内視鏡および脊椎手術を盛り込んだ3日間のプログラムを行いました。講師の先生方には基本から応用まで幅広く熱心に指導して頂き、実習参加者にとって明日からの臨床につながる有意義なものになったと思います。大盛況のうちに無事プログラムを終えることができましたことに、講師・実習参加の先生方には重ねて御礼申し上げます。また来年も企画できればと考えていますので何卒宜しくお願いいたします。

最後になりますが、貴重なご遺体を使った本研修の趣旨に日頃より格別のご理解とご協力をいただいている東北大学白菊会の皆様に心より感謝を申し上げます。

（文責　面高）