中里信和教授の最終講義
2025/02/18(火)
2025年2月14日に星陵オーディトリアムにおいて、当教室ご出身の中里信和教授(てんかん学分野)の最終講義が行われました。
中里教授はてんかん診療における第一人者のみならず、脳磁図研究におけるパイオニアかつ世界的権威の先生です。その他にも、全国で初めて大学病院のてんかんセンターを立ち上げたり、てんかんの啓蒙活動を行ったり、「ねころんで読めるてんかん診療」など数々の書籍を執筆されたりと、これまでのご活躍は枚挙にいとまがありません。
中里教授は常に、てんかんの患者さんの病気のみならず、その患者さんを取り巻く環境をも含めて、現状を良くしたい!という強い思いをお持ちです。このような中里教授の熱いpassionが、これまでのてんかんの研究や臨床、教育、そして啓蒙活動の展開へと繋がってこられたのだと思います。最終講義ではさらに、学会や講演会での「発表の心構え」についても、力説されました。
中里教授、お疲れ様でございました。今後もご指導いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
(文責:二宮敦彦)
写真1
中里教授と石井直人教授(医学系研究科長)
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写真2
福田寛名誉教授(東北医科薬科大学)、中里教授と遠藤教授
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